高級賃貸セレクション
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セルフチェックで確認できる外壁塗装の時期とは?
高級賃貸の中には、高級戸建て住宅もあります。
マンションであれば、管理組合が外壁や屋根の修繕工事を行いますが、戸建て住宅についてはオーナー自らが行わなければなりません。
ではどのくらいの頻度でメンテナンスが必要なのでしょうか?
一般的に10年を目途に外壁塗装を行うと良いと言われています。しかし、決して安いものではない外壁塗装。
その為、一般的に10年が目途と言われても、一つ返事で受け入れる事ができない人もいるかと思います。
そんな人には、是非、セルフチェックで我が家の外壁の状態を確認してみてください。
そうする事で、きっと納得のいく時期に外壁塗装を行う事ができると思います。
目次
・外壁の色あせ
外壁の色あせ、新築時に比べ、随分、色が変わったなと思う程度は、まだ、劣化度は、さほど深刻な状態ではありません。この状態だけなら、もうしばらく様子を見る事は可能です。
・チョーキング現象
外壁のチョーキング現象とは、白亜化現象とも言い、手で外壁を触ると手に白い粉が付く状態を指します。これは、外壁がどんな状態であるかと言うと、外壁塗料が長年の太陽光や雨風によって塗料樹脂が劣化してしまい、結果、塗料成分の顔料が粉状になっている状態を指します。その結果、表面に現れ、触っただけで白い粉として手に付着してしまうのです。その為、この状態のまま、放置してしまうとひび割れが発生し、雨水が染み込んでしまう事も考えられるのです。
チョーキング現象が現れた場合、その状態によって一概に言う事は出来ませんが、気付いた時点で早めに専門業者に相談すると安心です。
引用元 http://www.hanamaru-r.co.jp/column/2016/08/chalking.html
・外壁のシーリングのひび割れ
外壁シーリングとは、窓やサッシの周り、外壁の継ぎ目などに使われているゴム状のコーティング剤です。そんな、シーリングは、年数が経つ事で劣化し、ひび割れを起こしてしまいます。その結果、外壁のクッションの役割をも失ってしまい、外壁のひび割れの原因になる事も考えられます。また、シーリングの隙間から雨水が入り込む事も十分に考えられるのです。その為、シーリングのひび割れが見つかった際は、外壁塗装の目安時期と言えるのです。
・外壁のひび割れ
外壁にひび割れが見つかった際は、出来るだけ急いで外壁塗装を行う事をお勧めします。場合によっては、緊急性をも考えなければいけません。そのまま、放置してしまうと、雨水が中に入り込んできまう可能性が非常に高くなってきます。とは言っても、髪の毛ほどの細さのひび割れの場合、場合によっては、しばらく様子を見る事も可能です。また、小さなひび割れの場合は、シーリング材などで補修する事も可能です。その為、出来るだけ早く専門業者に相談する事で、修理も小規模なものにすることが可能になってくると言えます。
・カビやコケの発生
外壁の中でも、日が当たらない場所や水気の多い場所などに発生する事が多い、カビやコケ。これは、外壁の防水加工がなくなってきているしるしでもあります。その為、これらが見つかった際には、外壁の防水加工の効果がなくなっていると言う事を考え、早めの外壁塗装が必要になってきます。
・最後の
以上のような事が一般的な外壁に見受けられる外壁塗装時期の目安になります。これらは、すべて、外壁からのSOSのサインになっています。そんな、SOSのサインにどれだけ早く気付いてあげる事ができるかが、今後も長く良い状態の家を維持し続ける事ができるかにかかってくると言えるのです。その為、10年などと言った平均的な目安だけで決めるのではなく、定期的にセルフチェックを行う事も重要になってきます。外壁塗装の場合、人間で言えば、病気の早期発見と同じようなものです。早く見つかれば見つかるほど、家へのダメージは少なく、また、費用も抑える事が可能です。そのまま、放置した状態で雨漏りなどが起きた場合、その修理まで必要になってきます。
そうならない為にも、外壁塗装のみで大丈夫なうちに行っておく事が大切だといえるでしょう。